こんなこと言うからには、それだけやばいんだろうな
「金融政策の転換は慎重に」・OECDが日本に提言
【パリ=奥村茂三郎】経済協力開発機構(OECD)は29日発表した主要国経済の見通しを示すエコノミック・アウトルックで日本について「金融政策はより慎重に転換すべきだ」と提言した。2006年の実質経済成長率は5月時点の前回見通しを0.3ポイント上方修正したものの、05年の2.4%を下回る2.0%と見込んでいる。
日本経済の現状は「バブル後の調整を完了した」と位置づけた。銀行の不良債権比率の半減、銀行貸し出しの増加、正規雇用労働者の増加、都心部での地価上昇などを根拠に挙げた。
金融政策の運営に関しては、目安となる消費者物価指数についてこれまで日銀が重視してきた「生鮮食品を除く総合」の指数ではなく、さらにエネルギーも除いた「コア・インフレ指標」を参照する考え方を示した。
量的緩和解除の条件については「たとえば1%」と例示して「再びデフレになるリスクが無視しうる程度にインフレ率の水準が十分高くなるまではなされるべきでない」との見解を表明した。 (19:16)
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- 2005/11/29(火) 20:24:04|
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