気候変動って言ってもなぁー、自然の変動はスケールが違うだろうからなー
気候変動の「証人」が欧州委員会で証言
2005年11月28日 11時58分
「スコットランドの山では積雪が減っている」「イタリアでは蜂蜜の生産量が減少している」「英国の海面が上昇している」―。このほど欧州連合(EU)加盟国市民5人が気候変動の「証人」として、気候変動による日常生活やビジネスへの影響を欧州委員会で証言した。
5人の証言は環境NGO(非政府組織)、世界自然保護基金(WWF)の気候変動対策キャンペーンの一貫として行われたもの。スコットランドで犬ぞりサービスを提供する49歳の男性は、気温上昇と積雪量の減少により商売が成り立たなくなりつつあると証言。気温上昇の影響で、そりを引くシベリアンハスキーの毛が真冬に生え変わっているとも話した。
イタリア人の26歳の養蜂家は、開花時期が狂ったことでミツバチの活動が低下し、蜂蜜の生産量が減っていると証言。英国南部の海岸沿いに住む45歳の男性は、海面の上昇や嵐の頻発を訴え、戦時中に作られた防波堤が昨今の暴風雨により破壊されていると話した。このほか、ドイツ・バイエルン地方の林業家がカブトムシによる樹木の被害が増えていることを、スペインの農地経営者は昨夏の大干ばつにより農作物の収穫が一切できなかったことを証言し、気候変動によりビジネスへの深刻な影響が現れ始めていることが明らかになった。(日経エコロジー)
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- 2005/11/28(月) 14:18:28|
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