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抜本的って・・・・・

抜本的って・・・・・


求められる情報システム部門の抜本的な構造改革
2005年11月24日 15時05分
●当サイトでは、「ビジネス+ITキーワード」と題し、15回にわたって14のキーワードについて、ガートナーのアナリスト、コンサルタントに寄稿してもらった。本対談は14のキーワード解説の総括として、経営者がどのようにこうしたキーワードからIT経営のヒントを得ていくべきか、また最新のビジネス+ITのトレンドについて、一線のアナリストとコンサルタントという立場から話をしてもらった。




■情報システム部門が「忙しい」のはITの構造に問題があるから


――連載『ガートナーが分かりやすく解説!ビジネス+ITキーワード』では、今後、企業のとって大きなヒントになりそうなトレンドを取り上げてもらいました。これらはすべて、企業の経営者が押さえておくべきキーワードだと考えてよいでしょうか。



中村祐二氏(ガートナー コンサルティング):今回のコラムで解説した14のキーワードは、将来像というか、「今後こうなりそうだ」という大きな方向性を表しているものがほとんどです。



一方、現実問題として、現状の情報システム部門の状態を考えると、企業としてこれらのキーワードに対応する時間があまりないのではないかという気がしています。「今後どうなっていくのか」を考えるよりは、日々のシステムメンテナンス業務、アプリケーション開発などの個別業務に追われていて、組織や企業はITそのものの統合改革に対して取り組む準備ができているところはまだ少ないのではないでしょうか。



山野井聡氏(ガートナー リサーチ):そうですね。取り組んでいるのは一部のトップを走っている企業くらいでしょうか。ガートナーでは、企業のITに対する取り組み方をタイプA、タイプB、タイプCと分けています。タイプAはかなり先進的ないわゆる“アーリーアダプター”で、企業全体の1割くらいの層です。タイプBは、ITで何かしたいんだけれどもそれ以前に現場の業務に追われてしまっている企業で、これが6割から7割を占めます。そしてタイプCのいわゆる“フォロワー”、すなわち周囲が動いてから初めて腰をあげる企業が約2割います。



現在、今の企業における情報システム部門は「コストセンター」という位置づけがほとんど。どうしても、目先の業務効率化やコスト削減に追われてしまい、ITを活用してビジネス成長を促すところまで、時間、コスト、スキルを割けないというのが実情のようです。



──本来ならばもう少し先のロードマップを見据えて全体最適化の方向に動くべきであるのに、現場の業務部門からの要求に応えるだけで精一杯という状況ですね。それは、情報システム部門が忙しすぎるからでしょうか。



中村:忙しさの原因というのは、一つには「コスト・カッティング」が挙げられます。コストの締め付けがあるので、将来について考える時間と余力がなくなっているのです。



山野井:もう一つは、技術側の要件を五月雨式に受け入れてきた影響で、社内で標準化されていないシステムが至るところに散在していること。社内におけるITの構造があまりに複雑化してしまい、それにかかる運用負担が大きくなりすぎているということもあります。



中村:こうした問題を解決するためには、どこかで構造変革が必要でしょう。投資効率を抜本的に変えられるようなITの構造を作ることができれば、今度は良循環になっていくと思います。



今は部分最適こそが一番効果が出るように見られているので、投資を抑えながら案件ごとのROIを高めていくことが重要視されていることが多い。しかし実際は、ITは構造全体の在り方によって最終的な生産性が決まっていくので、個別に対応している間は、今の“忙しさ”から抜け出せないのです。



■経営と同じ立ち位置でITを考えられないCIOは「不要」


――IT投資をどう考えるか、というのは非常に大切な問題ですね。それは“投資”であって“コスト”ではないと考えること、情報システム部門がコストセンターだという意識から抜け出すことから第一歩を踏み出せるような気がするのですが。



中村:経営者にアンケートをとると、経営上重要なのはまず存続すること、次に競争力、合理化、という順になっている。ところが情報システム部門に対して期待するのは、効率化や合理化が第一位であって、やはり経営者の意識としてはまだ“コストセンター”という位置づけなんですよ。



山野井:コストは一番分かりやすく、メスも入れやすいのです。コストを削減できるということは、ある意味収益性に対して貢献していることになるわけですし。



中村:私も、投資かコストかという議論は、実は二番目でよいのではないかと思っています。最初にすべき議論は、経営という観点でITの運営をやっていけるかどうか。経営の観点から見れば、IT予算を削ることが悪いとは必ずしも言えません。投資なのかコストカットなのかという前に、一度経営の視点でITを考えて、企業のために組織やITをどう活用していくのかを見ていくことが重要でしょう。経営とITが同じ立ち位置になった時にはじめて、企業における「貢献者」としての情報システム部門に対する見方が出てくるはずです。
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  1. 2005/11/24(木) 17:47:53|
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