いくら景気がいいって行ってもなー
11月の月例経済報告、景気判断「緩やかに回復」で据え置き
与謝野馨経済財政担当相は21日、11月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。景気の基調判断は「緩やかに回復している」と3カ月連続で据え置いた。生産や消費など個別項目についても、前月の基調判断をすべて維持した。与謝野担当相は会議後の記者会見で「先行きについても国内の民間需要に支えられた回復が続く」との見解を示した。
月例経済報告では8月に景気の脱「踊り場」を宣言して以来、回復基調が続いている。個別項目ではただ1つ、11月の企業倒産件数の表現を「おおむね横ばい」と10月の「このところ横ばい」から変更。「横ばい」の傾向が定着したとみて言い回しを見直したが、基調判断は変えなかった。
ほかの主要項目では、雇用は給与や労働者数の増勢が続いており、基調判断を6カ月連続で「改善に広がり」と評価。消費もサービス関連がけん引し、「緩やかに増加」との見方を維持した。今後のリスク要因は原油価格の動向。「一部の中小・中堅企業で価格転嫁ができない問題があり、企業体質に影響を与えている」(与謝野担当相)と指摘した。 (20:12)
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- 2005/11/21(月) 20:35:38|
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