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フェアリー・ライラック

使う側からしてみりゃ、両方とも安くて使いやすくなれば良いだけの話なんだが

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フラッシュ対ハードディスク、競合の先にあるもの
2005年11月16日 09時48分
最近の米Apple ComputerがiPod nanoをリリースし、そこでハードディスクの代わりにフラッシュ・メモリーを採用した。これは何か今後数年間にストレージの世界で本質的な変化になりそうな気配を示している。



いよいよ本格普及するフラッシュ


長い目で見ると、数年にわたるストレージの容量と管理能力の強化におけるあらゆる進歩にかかわらず、ストレージ・メディア自体はそれほど大きくは変わっていない。コンピュータの草創期からストレージはテープからフロッピ・ディスク、さらにハードディスクへと進化し、特定の用途には光メディアが使われるようになった。ハードディスクは最有力のストレージ・メディアとして登場したときから、容量と速度とサイズ、そしてもちろんコストの面で大きな技術的な進歩が起きた。



より低コストでハードディスクのストレージ容量が増大したことは、私たちが今知っているコンピューティング技術を実現できた大きな理由の1つだった。この能力は、アプリケーション・ソフトウエアがより複雑になれるようにし、今も生成されて記録されている何Tバイトものデータのリポジトリになっている。しかし今後数年は、PCのようなパーソナルなコンピューティング・デバイスにおいて、フラッシュがハードディスク技術に対する手ごわいライバルになるだろう。



フラッシュ・メモリーの利用は、デジタル・カメラとMP3プレーヤの出現で爆発的に増えた。それは携帯電話やそのほかの広範な家電品に取り込まれつつある。フラッシュを大量消費する市場は非常に積極的な開発戦略と急激な価格低下を招いた。メジャーなフラッシュ・ベンダーの1社Samsungは、16Gバイトのフラッシュ・メモリー部品を発表した。フラッシュの容量は毎年倍増すると予測しているアナリストたちによれば、2年以内に64Gバイトのフラッシュが入手できるようになるはずだ。64Gバイトはデータ容量が飽和しつつある今日でさえ、かなりの記憶容量だ。2007年か2008年には128Gバイトの容量が現実味を帯びるに違いない。
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  1. 2005/11/16(水) 15:07:55|
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